インドネシア・バリ島の裁判所に出廷したロバート・エリス被告(2016年6月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/SONNY TUMBELAKA 【5月30日 AFP】オーストラリアで、小児性犯罪で有罪となった過去がある人物のパスポートを無効にするという、同国政府によれば「世界初」となる法律の導入が検討されている。 法案は今月にも国会に提出される予定で、成立すれば海外における児童買春の取り締まりの一環として、小児性犯罪者として登録された人物は出国を禁止される。 ジュリー・ビショップ(Julie Bishop)外相はこの法案について、「新法により、小児性犯罪者として登録された人物がオーストラリアを出国すること、またはパスポートを所持することは禁止される」と説明し、「昨年だけでおよそ800人の小児性犯罪者が海外へ渡航した」と明らかにした。 海外へと渡る小児性犯罪者はアジアの開発途上国へ向かうこと
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