三重県志摩市がふるさと納税の返礼品リストにあげている真珠製品を総務省が「装飾品」として見直しを求めている問題で、竹内千尋市長は30日の定例記者会見で「重要な地場産業であり水産物」として返礼品リストから削除しない考えを表明した。真珠製品に関しては、県内では鳥羽市にも同様の通知が来ており、両市は連携し国に理解を求めていく方針。 志摩市によると、ふるさと納税の返礼品送付に係る大臣通知(4月1日付)を受け、今月24日に総務省市町村税課長名で「返礼品の見直し要請」通知が市長に送られてきた。真珠製品は「資産性の高いもの」の中に示された装飾品にあたり、「制度の趣旨に反するような返礼品に該当する」としている。
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