私はいつもだったら、新しく買った服は翌日すぐに着て外出したくなるほど新しいもの好きだけれど、今回はそうはいかなかった。
「ナンバー2」はトップを目指す応接間に通されるとハガキはテーブルに積み上がり、お茶や缶コーヒーも箱で用意されていた。人通りも少ないお盆休み明けの永田町である。そのなかにあって、枝野幸男さんの部屋はまさに「選挙事務所」となっていた。 2011年3月11日、東日本大震災と福島第一原発事故を官房長官として経験し、スポークスマンとして記者会見に立ち続けた姿を記憶している人も多いだろう。 官房長官や幹事長としてリーダーを支えてきた「ナンバー2」が、自らリーダーになるべく名乗りを上げた。支持率が伸び悩む民進党の活路を、どこに見いだすのか。安倍政権との違いを、どう打ち出していくのか。 《安倍政権は上から下へのトップダウン型です。上が強くすれば、全体に行き渡るという政治です。我々は暮らしの現場から政治を動かして、政治を立て直していく。ボトムアップ型という違いがある。》 安倍首相が唐突に打ち出した自衛隊を明
いわゆるLGBTなど性的少数者の大学生たちを取材した。周囲にカミングアウト(公表)した人もいれば、家族や親しい友人にも打ち明けていない人もいる。 これまでに生きにくさを感じた経験を聞くと、ほとんどが学校生活にあった。Xジェンダー(男性でも女性でもない性を自認)の学生は、中学の制服のスカートがたまらなく嫌だった。同性愛者の女子学生は中学時代、教師が同じクラスの男子生徒に対し「お前らホモか。きもい」と言うのを聞き「…
薬の副作用、自殺リスク大きく 重い精神疾患の人は一般の人と比べて心筋梗塞(こうそく)などの心血管疾患と自殺で亡くなるリスクが高く、平均で22年短命になっているとの調査結果を、東京大病院の近藤伸介助教(精神神経科)らの研究チームが英国の精神医学専門誌に論文発表した。国内でのこうした調査は初めてで、英国や北欧の調査結果と傾向が一致しているという。 チームは精神科病院に長期間入院した後に、近藤助教が顧問医を務める社会福祉法人「巣立ち会」(東京都三鷹市)のグループホームなどを利用した人を調査。1992年以降の24年間に死亡した統合失調症など重い精神疾患患者45人の死因や年齢を、国の人口動態統計と比較した。
和歌山県新宮市が運営する温泉施設「熊野川温泉さつき」(同市熊野川町日足)で今月17日、洗い場やジェットバスが泡であふれる騒ぎがあった。従業員が調べた結果、備え付けのボディーソープ5本と、シャンプー3本のボトルが空になって放置されていた。市は悪質ないたずらとみており「迷惑このうえない。やめてほしい」と訴えている。 市によると17日午後2時ごろ「浴槽や洗い場が泡だらけになっている」と入浴客から連絡があった。従業員がかけつけると、男湯の洗い場、ジェットバス、内湯が泡であふれていたほか、女湯もジェットバスが泡まみれだったという。このため、17日の営業はその後中止。18日午前11時から通常営業した。ジェットバスは清掃に時間がかかり、20日から使用を再開した。
~精神障がい者の健康格差~ 東京大学医学部附属病院精神神経科の近藤伸介助教、笠井清登教授らは、東京都三鷹市の社会福祉法人巣立ち会(田尾有樹子理事長)と共同で、同会設立時の1992年から2015年末までに精神科病院長期入院を経て退院し地域生活に移行した利用者254名のうち、死亡した45名について調査を行い、損失生存年数(YLL)という指標を用いて、精神疾患を有する人の平均余命が一般人口に比べて22.2年以上短いことを明らかにしました。また、標準化死亡比(SMR,注2)という指標が全体で3.28、死因別では心血管疾患5.09、自殺7.38と一般人口に比べて有意に高いことも明らかにしました。 日本では精神疾患を有する人の死因について正確な統計がなく、精神疾患をもつ人のYLLを算出した報告は国内初です。本研究結果は精神障害のリカバリーを目指す上で身体的健康が重要であることを示唆するもので、今後は精
通行に安全面などで注意が必要な国道は、愛好家のあいだで「酷道」と呼ばれますが、そもそもクルマが通行できない国道も存在します。地形図上では点線で表されることから「点線国道」と呼ばれますが、その実態はどのようなものなのでしょうか。 青森のあの国道も「点線国道」 国の重要な道路であるはずの国道。そのイメージとは裏腹に、細く、すれ違いも困難で、走行にはいろいろな意味で注意が必要な道を、国道ならぬ「酷道」と呼び、好んで走る人もいます。 その「酷道」以上に難易度が高い国道が存在します。それは「点線国道」と呼ばれるもので、国道であるにも関わらず車両の通行ができない区間だといいます。実態はどのようなものなのでしょうか。国道にまつわる新書『国道の謎』(祥伝社)の著者であり、ムック『酷道をゆく』(イカロス出版)の執筆者陣にも名を連ねる国道愛好家の松波成行さんに話を聞きました。 国道289号「甲子(かし)峠」区
2017.08.18 18:30 GACKTは「JKビジネス」をする「若い女子」を責め、現代社会を嘆く ミュージシャンのGACKT(44)が、8月16日に更新したブログの中で、日本の「JKビジネス」に対する嘆きを長々と綴っている。 ブログによると、どうやらマレーシア・クアラルンプール(以下、KL)に滞在していたGACKTは、仕事の打ち合わせのため急遽フィリピンに発つこととなったのだが、その際KLの空港で見かけた若い女性がサンローランのバッグを持っていて、不快感を覚えたそうだ。 「最近、若い子の身の丈に合っていないブランド志向に気分が悪い」 「『一体どうやったらそんな300万もするバッグを自分で買えるか?』と声を大にして言いたい。まったく身の丈に合っていないバッグを20代前半の子達が、持ち歩いているのを見かけるとその子達の稼ぎ方に疑問を覚える」 そう言及し、GACKTは話を日本のJKビジネス
教育学部の入試に、面接を取り入れる大学が増えている。今春の入試で面接を課したのは、教員養成課程のある国立大学の半数に達した。精神疾患で休職したり、わいせつ行為で処分を受けたりする教員が後を絶たない中、大学側は受験生が「未来の先生」にふさわしいか見極めようとしている。 大手予備校の河合塾によると、教員養成の学部や学科がある国立44大学のうち、2014年度入学者の入試で面接を実施したのは39%の17大学だったが、今春までに岩手、茨城、山口、熊本、大分の5大学が取り入れ、22大学になった。担当者は「数年前から少しずつ増えており、今後もこうした傾向は続く」とみる。 千葉大教育学部は昨春までは中学校教員養成課程の美術科など一部の分野を除き筆記試験のみだったが、今春から全ての教員養成課程(定員405人)で、5人での15分間の集団面接や集団討論を取り入れた。試験官の教授らが評価して点数化し、センター試験
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