ロシア極東のウラジオストクには飛行機で行くのが一般的ですが、鳥取県から韓国経由でフェリーも運航されています。日・韓・露の3か国にまたがる唯一の航路は、韓国の会社が運航。冬には海の絶景も楽しめます。 境港~東海~ウラジオストクの3港を結ぶ 日本と外国を結ぶ国際航路は数少なく、現在は韓国、中国、ロシアとのあいだで数路線が就航しています。このうち、日本から同じ船で2か国に行けるものが、ひとつだけ存在。鳥取県の境港と韓国の都市・東海(トンヘ)、そしてロシアのウラジオストクを結ぶ航路です。 拡大画像 韓国の東海に寄港中の「イースタンドリーム号」。乗客は韓国人が多数を占めるため、ほとんどがここで下船する(高山和佳撮影)。 同航路は韓国の船会社であるDBSクルーズフェリーが2009(平成21)年に運航を開始。就航している「イースタンドリーム号」は、もともと日本のマリックスラインが鹿児島~奄美~那覇航路で