シンガポールの公園で試験運用されているロボット犬「スポット」と、そばを走るランナー(2020年5月8日撮影)。(c)Roslan RAHMAN / AFP 【5月21日 AFP】シンガポールの公園で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため人々がソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を守るよう、黄色いロボット犬「スポット(Spot)」がパトロールに乗り出している。 このハイテク犬は、遠隔操作が可能。開発者によると、スポットはどんな地形でも移動でき、タイヤ走行式のロボットでは到達できない場所にも入っていけるという。 スポットは公園の中を動き、複数のカメラを用いて園内の入場者数を推定。そしてジョギングや散歩をする人々が、新型ウイルス感染拡大防止のために互いに距離を取るよう、「皆さんと周囲の人々の安全のため、1メートル以上離れてください。ありがとうございます」とメッセージを発する。 スポット