東京五輪のメイン会場となる国立競技場を視察する国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(2020年11月17日撮影)。(c)Behrouz MEHRI / POOL/ AFP 【11月18日 AFP】来日している国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は17日、2021年に延期になった東京五輪について、選手に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけるのは「行き過ぎ」だと話し、接種を参加条件とするつもりはない考えを示した。 新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で延期になった東京五輪に向けた機運を高めるべく来日したバッハ会長は、この日選手村などを視察し、ワクチンを接種するかは選手ら大会に関わる人たちの「判断に任せる」と話した。 会長は「考えるべきことが数多くある。民間の医療機関の問題でもあるし、各個人の健康状態や、どれだけ用意できるかの問題
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