米カリフォルニア州ロサンゼルスでデモを行う極右陰謀論「Qアノン」を支持する人々(2020年8月22日撮影)。(c)Kyle Grillot / AFP 【1月24日 AFP】米国の極右勢力は怒っている。ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領に、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に、謎の「Q」に、そして、自分自身に怒っている。 極右派のオンライン上の投稿やチャットルームは、失敗に終わった6日の連邦議会議事堂襲撃、そしてバイデン氏の大統領就任以来、失望と抗議の声であふれている。 中でも、米極右陰謀論「Qアノン(QAnon)」とその背後にいる謎の人物「Q」の信奉者たちの混乱は大きい。バイデン氏が大統領に就任しても、予言されていた混乱や裁きが起きない、もしくはまだ起きていないからだ。 極右団体「プラウド・ボーイズ(Proud Boys)」のような超国家主義者「オウス・キー