米首都ワシントンのホワイトハウスで、人種間の平等についての演説に続き大統領令に署名するジョー・バイデン大統領(右)とそれを見守るカマラ・ハリス副大統領(2021年1月26日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【1月27日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は26日、連邦政府による民間刑務所の使用を段階的に廃止するよう司法省に命じる大統領令に署名した。 バイデン氏は大統領令の中で、「現行の大規模収容制度が社会と地域に膨大なコストと負担をかける一方、国民をより安全にはしていないとの認識が広く共有されている」と述べた。 「被収容者の数を減らすには、民間が運営する刑事収容施設への連邦政府の依存を段階的に減らすことによって、利益を増やすために被収容者を増やそうとする誘因を減らさなければならない」 連邦政府と各州の計200万人以上の被収容者のうち、約11万6000人が