フランス全国学生連合(UNEF)のバナーを手に抗議活動に参加する人々(資料写真、2021年3月16日撮影)。(c)Bertrand GUAY / AFP 【3月19日 AFP】フランス全国学生連合(UNEF)の会長が人種差別について議論するため「非白人」限定の会議の存在を認めたことで、UNEFに対する激しい批判や捜査を求める声が上がっている。 UNEFのメラニー・ルース(Melanie Luce)会長は17日、ラジオ局ヨーロッパ1(Europe 1)に出演。フランスにおける人種差別とその対策についての議論で、UNEFが白人の参加を認めない会議を開いていることを認めた。 ルース氏は、性差別についての女性だけでの議論を引き合いに出し、「人種差別を受けた人が体験談を話せるようにするため」の措置だと説明した。 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の与党、共和国前進(LRE