牛丼チェーン「すき家」で今年1月、50代の女性従業員が「ワンオペ」と呼ばれる1人勤務中に倒れ、その後死亡していたことが2日、分かった。再発防止のためすき家は、1人勤務が残っている午前5時から9時までの早朝時間帯も、複数勤務体制に移行する方針を2日までに決めた。 すき家によると、女性従業員は1人で勤務していた早朝時間帯に倒れ、午前9時ごろに出勤した従業員が発見した。病院に搬送されたが、死亡が確認されたという。 すき家では、午前0時から5時までは複数勤務体制を徹底していたが、早朝時間帯は一部の店舗で1人勤務が残っていた。早朝も月内に、複数勤務に見直す。