今回の事件は簡単に言うと、「建物を破壊した」という一言に尽きる。もう少し詳しく言うと、「何の予告もなくショベルカーで建物を解体しようとしている所を見つかってしまった。」ということである。で、やめさせるために持ち主は警察に連絡。その間に、地主がやって来て「この建物は私のものだ。持ち主から返してもらった。」と言い張り建物の持ち主と言い争いに、仲介屋はシラッとして「後日」と言って名刺を渡して帰っていった。解体屋を手配したのは買い主。 これって、一体どのように解決すべきか。 日本司法支援センターによると、 【 民事訴訟】は、人と人、会社と人などの私人の間の紛争を解決するための手続です。 【刑事訴訟】は、起訴された被告人が犯罪行為を行ったのかどうか、刑罰を科すべきかどうか等について、判断するための手続です。 これ又、一言で言うと、民事はお金で解決、刑事は刑罰を科して解決。 民事だけで済めば前科はつか