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為替に関するJianのブックマーク (2)

  • とある為替レート決定理論の計量分析に関して

    白川方明日銀総裁のかつての論文、白川(1979)「マネタリー・アプローチによる国際収支・為替レートの実証分析 -わが国のケースを中心に-」の推定モデルを最近のデータで分析しているブログがある。 分析の目的は分からないが、分析方法もデータセットも明示されていて、一見すると特に問題が無いように思える。しかし、白川(1979)にも言える事だが、分析手法が妥当ではない。単に試しただけに思えるので、来ならば批判するような内容ではないが、量的緩和で円安誘導を主張する人が頻繁に参照するので問題点を指摘したい。 1. 非定常データにOLSは問題 非定常データとは、ランダムウォーク過程にある数値列だ。80年代以降、非定常データを単純な手法で分析する事は問題があることが知られるようになった。非定常データ同士で回帰分析をかけると見かけ上の相関が出るので、重相関係数や統計的有意性に信頼が置けなくなる。 解決方法

    とある為替レート決定理論の計量分析に関して
  • ユーロ独歩高の真相:日経ビジネスオンライン

    「ユーロはドルに対してどこまで上昇するのですか」 これは為替ストラテジストとして昨今、よく聞かれる質問だ。この夏の米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題を端緒とするクレジット危機が広がる以前から、個人的には「年内に1ユーロ=1.40ドル、来年3月までには1.43ドルもある」と見込んでいた。しかし、クレジット危機の余波で予想以上に急速にドル安が進行、既にユーロ・ドルレートは1ユーロ1.50ドルに迫る水準にまで上昇してしまった。 最近では、同じ質問に対して、「中国の人民元の動向次第でしょう」と答えるようにしている。どういうことか。答えは単純で、既にユーロ圏の経済は、対ドルでの競争力を問題にしていないということだ。 拡大するユーロ圏の対中貿易赤字 今現在、ユーロ圏の首脳たちが最も気にかけているのは、対人民元でのユーロ水準ではなかろうか。下のグラフは人民元の対ドル、対ユーロ相

    ユーロ独歩高の真相:日経ビジネスオンライン
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