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2012年11月20日のブックマーク (2件)

  • 日本の家電が負け組になった本当のワケ

    昨年の震災、タイの洪水、それに続く超円高、欧州危機の状況下、日企業にとってあまりよい話は聞こえてきません。そのような中で、パナソニック、ソニー、シャープ等の大手企業の業績不振も相次いで伝えられています。それもどうも日のものづくりはダメになったとか、どうなっているのだというような論調が目立つように感じます。 ところがこれらの企業が属している電機業界が押し並べて業績が悪いわけでもないのです。電機大手の業績で明暗がくっきりと分かれています。例えば日立製作所は2012年3月期連結決算は純利益が2期連続で過去最高を更新しました。一方、ソニーはテレビ事業不振により同社として過去最大の最終赤字に陥っています。半導体関連でも、エルピーダの破綻やルネサスの不振も伝えられています。 勝ち組と負け組に大きく分かれています。そして、その背景にある共通項は何なのかを考えてみないと、今の状況は把握しづらいと思って

    日本の家電が負け組になった本当のワケ
  • 平成版「坂の上の雲」、新興国研究者が日本に期待すること

    エレクトロニクス産業のさまざまな環境変化にどう対応すべきか。技術者に求められるのは、自ら道を切り開いていく強い意志だ。突然訪れた転機に、技術者はどう動いたのか。=文中敬称略 2011年2月。新興国の研究者12人が日の地を踏んだ。重さが50kg以下の超小型人工衛星の開発で基礎となる技術を学ぶ教育プログラム、 「CanSat Leader Training Program」に参加するためだ。この技術は、東京大学 教授の中須賀真一(50)らの研究グループが開発を進めている。 衛星の構造設計や組み込みソフトウエア開発、電子回路といった技術の学習に使うために、日米が中心となって考案した空き缶大の組み込み機器「缶サット」。その開発手法を、母国で宇宙開発を志す学生などに伝えるのが、新興国研究者の訪日のミッションである。 技術教育の有力な手段に グアテマラやナイジェリア、トルコ、ベトナムなど世界10カ

    平成版「坂の上の雲」、新興国研究者が日本に期待すること