日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。
「都庁全職員を粛正」=豊洲市場の土壌問題-小池知事 東京都の築地市場(中央区)の移転先とされながら、土壌汚染が懸念されてきた豊洲新市場(江東区)で、新たな問題が表面化した。食品を取り扱う建物の床下で汚染対策の盛り土が実施されておらず、都がこれまで議会やホームページなどで「敷地全体で実施」としてきた説明と大きく食い違う状況となっている。小池百合子都知事は10日の記者会見で「間違った情報を与えることは、都政の信頼回復に逆行する。全都庁の職員を粛正したい」と強い口調で述べた。 なぜ、食い違いが生まれたのか。都の市場担当幹部によると、盛り土などの汚染対策は、2008年に専門家会議が実施を提言。しかし、この際は建物の地下に配管などを入れる空間を設置することは検討されなかった。その後、建物設計時に地下空間を設けることが決まり、その部分には盛り土は行わないことになったが、対外的な説明は以前と同じまま放
築地市場の豊洲移転延期を発表する東京都の小池百合子知事=東京都庁で2016年8月31日午後1時37分、宮間俊樹撮影 小池百合子東京都知事は31日、記者会見を開き、11月7日に予定されている東京都中央卸売市場築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転開場を当面延期する方針を発表した。小池知事の主な発言は次の通り。【錦織祐一/デジタル報道センター】 築地場内市場の閉鎖も延期する 移転については延期します。11月2日に予定されております築地場内市場の閉鎖、解体工事も延期とさせていただきます。 私はかねて「都民ファースト」と繰り返し述べています。都民、市場で働く皆さんにとってこの移転が本当に納得いくものであるのかどうかと考えたからです。移転につきましては「もう時間がない」「規定路線を走るしかない」「何を今さら立ち止まって考えるんだ」などという強いご意見があることも重々承知しております。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く