縄文時代の 居家以 ( いやい ) 岩陰遺跡(長野原町長野原)で昨年8月に出土した人骨が約8300年前のもので、埋葬されたものとしては国内最古級であることが13日、分かった。発掘調査している国学院大によると、多量の人骨が出土しており、さらに古いものが見つかる可能性がある。 【国学院大チームが発見 約8300年前の暮らし解明に期待】 国内最古級とされる人骨は頭骨や 肋骨 ( ろっこつ ) 、 大腿骨 ( だいたいこつ ) 、 頸骨 ( けいこつ ) などで、灰の層から見つかった。年代測定で、縄文時代早期中葉の約8300年前のものと推定された。同大は今後、人骨を回収してDNA分析をし、性別や年齢、遺伝的な特徴などを調べる。 この時期に埋葬された人骨の出土は、城ノ台南貝塚(千葉県)や栃原岩陰遺跡(長野県)など全国で数例しかなく、県内では初めてという。 人骨は骨を保護する作用がある炭酸カルシ
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