アメリカの経済誌「フォーブス」が2016年度版の日本の長者番付を発表しました。去年に続き、ファーストリテイリングの柳井正会長の資産額がトップでした。 フォーブス誌は7日、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井会長の資産額が去年から5000億円以上減ったものの、163億ドル=約1兆8000億円で引き続き首位だったと発表しました。2位はソフトバンクグループの孫正義社長、3位はサントリーホールディングスの佐治信忠会長で、去年と同じ顔ぶれとなりました。トップ人事が混乱しているセブン&アイ・ホールディングスの創業家・伊藤雅俊名誉会長は約4200億円で、順位を1つ下げて10位でした。フォーブス誌は、上位50人が保有する資産の総額が約15兆3000億円から4300億円以上減少したと指摘しています。