ゲームソフト業界は成長ピーク後の市場変動の影響を緩和する能力がカギ《ムーディーズの業界分析》 - 08/11/12 | 17:10 日本の家庭用ゲームソフト業界の見通しはポジティブである。この見通しは、今後12―18ヶ月間の業界ファンダメンタルな信用状況に対するムーディーズの見方に基づいている。 サマリーオピニオン 業界の見通しはポジティブである。 格付けの見通しは安定的。短期的に格付けアクションが取られる可能性は低い。 2006年後半に発売されたゲーム機が2007年の市場成長を牽引している。 2007年に発売されたタイトルのいくつかはミリオンセラーとなった。 日本市場は成長のピークを迎え、業界は現在、安定成長期にある。 一方、日本のゲームソフトメーカーのシェアが低い海外市場では、高い成長が見込める。メーカーは地域の消費者の嗜好に合わせた製品を作る必要がある。