今を遡る事28年前の1984年。テクノソフトから一つのシューティングゲームが発売されました。そのゲームの名は「サンダーフォース」。 当時のパソコンのスペックでは到底実現不可能と思われていた「8方向自由自在のスクロール」「音声合成」は、ユーザー達の度肝を抜きました。 結構なヒットを遂げた本作は順調にシリーズ化され、続編の作られたハードは時代と共に移り変わりましたが、シリーズを共通して貫かれたテーマは「ハードの限界に挑戦」という理念の下に開発されていたと思います。 同シリーズは一作目がシャープのパソコン「X1」にリリースされた時から一貫してマイナーハードに発売される傾向が強く、特に「IIMD」から「V」に至るまでのシリーズは、常に苦戦を続けていたセガハードの救世主的ソフトとしてコアゲーマーの多かったセガファン達から絶大な支持を受けておりました。 個人的には1992年に発売された「サンダーフォー