「——この機を逃すな!無人在来線爆弾、全車投入!」 ※注意 この記事は『シン・ゴジラ』の重大なネタバレを含みます。 映画を鑑賞済みの方、もしくはネタバレも平気という方以外はブラウザバックをお勧めします。 概要ゴジラ映画29作目『シン・ゴジラ』最終盤での出来事である。 矢口蘭堂ら巨災対メンバーの奮闘、里見祐介首相代理の政治努力、諸外国の研究機関とフランス政府の協力により、核攻撃のタイムリミットギリギリになって予定量の血液凝固剤の生産が完了した。 そしてゴジラに血液凝固剤を経口投与し、体内原子炉をスクラムさせることによって凍結する「ヤシオリ作戦」が発動した。 この作戦が観客の度肝を抜いたのである。 作戦の流れまず、伊福部昭氏の「宇宙大戦争マーチ」をバックに東海道新幹線N700系が2編成で颯爽と登場し、先陣をつとめた。 無人操縦の車両が大量の爆薬を搭載して、東京駅構内で休眠中のゴジラの脚部に突っ