母親と新生児の手。フランス北部ランス(Lens)の病院で(2013年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【12月10日 AFP】妊娠中に子癇前症(しかんぜんしょう)と呼ばれる高血圧症を発症していた女性から生まれた子どもは、自閉症や他の発育遅延を起こすリスクが2倍になるとの研究論文が8日、米国医師会(AMA)が発行する医学誌「JAMA小児科学(JAMA Pediatrics)」に掲載された。同研究では、子癇前症の症状が重度であるほど、自閉症リスクが高まることも分かったという。 米カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)などの研究チームが行った今回の研究には、妊娠中に子癇前症と診断された母親を持つ、米カリフォルニア(California)州北部の2~3歳の子ども1000人以上が参加した。研究チームは、正