井上 俊之は、大阪府出身のアニメーター。スタジオジュニオ所属を経て 現在はフリー。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)理事 宮崎駿のテレビアニメ『未来少年コナン』を見たことがきっかけでアニメーターを目指す。宮崎の在籍したテレコム・アニメーションフィルムの入社試験に不合格となり、大阪デザイナー学院へ入学。同学院卒業後、アニメ制作会社スタジオジュニオへ入社。1983年の『ストップ!! ひばりくん!』で原画デビュー。1 984年の『Gu-Guガンモ』のキャラクターデザインで頭角を現し、業界内で注目を集める。 その後、1988年の『AKIRA』を始め、1990年代以降は次々と劇場作品を手掛け、押井守監督からは「パーフェクトなアニメーター」との評価を受ける。本人はキャラクターデザインや作画監督よりも、原画マンとしての動きの表現を追求している。 業界内でも評判が高いアニメーターの筆頭、と評されて