東京の独立系ローカルテレビ局「TOKYO MX」(東京メトロポリタンテレビジョン)の躍進がとまらない。 従業員数わずか100人足らずだが、2012年3月期決算で「1人1億円」の売り上げを達成。11月16日に発表した12年度上半期の決算ではそれを上回るペースで売上げを伸ばし、過去最高となっている。 テレビ初の「初音ミク」ライブを特集 TOKYO MXの2012年度上半期の決算によると、売上高は69億9700万円で前年同期に比べて58.9%増となった。営業利益は7億4300万円(同200.5%増)、経常利益は7億3900万円(同234.8%増)、中間純利益は4億2000万円(同193.8%増)と、利益では約3倍も増えた。 好調の要因を、TOKYO MXは放送事業収入が前年同期比22.4%増、イベントなどのその他事業収入が同188.7%増えたこととし、スポーツ番組の売上げ拡大や前年度から進めてい