経済学が人をいらだたせる理由 News ダイヤモンド・オンラインで、「なぜ、「経済学者」は嫌われるのか?」という記事が出ていました。 はてなブックマーク - なぜ、「経済学者」は嫌われるのか? ――実は「利他的」な経済学者が伝えたい、 経済学の「2つの醍醐味」 第1回 大阪大学教授 大竹文雄【前編】|おかねは「論」より「感情」で動く! 説明の仕方の問題(偉そう)とか、モデル化する際にこぼれ落ちるものが大きいといった指摘があり、これらも理由としてあるのだろうと思いますが、socioarcは、経済学あるいは経済理論に基づく言説が、人々をいらだたせる最も大きい理由が、もう少し別のところにあると考えます。それはつまり、経済学は、「どのような社会が望ましいのか」という本来、価値観に基づくべきものを、価値中立であるはずの科学的な理論の中にしばしば無自覚的に内包しているから、というものです。 端的な例を