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2016年7月6日のブックマーク (2件)

  • 記憶が奪われる

    最近、記憶を奪われることが多い。 例えば、中学高校とバレーボール部でセッターをしていたのだけど、 その時の経験を兄や親に話すと、 「バレーボール部は兄で、お前は吹奏楽だったじゃないか。」 と言われたことがある。 そう言われてみると、バレー部の記憶ではっきりとおぼえているものは あんまりないような気もしてきて、言われるたびに 「わたしではなく兄がバレー部だったんだ……。」と思うようになってきた。 とはいえ、わたしは楽譜も読めないし、吹奏楽でなにか楽器をやっていたとも思えない。 何か違和感を感じています。 そんなことが日に日に増えてきた。 昨日も、 「兄が中学1年生の夏休みに、風邪をひいて寝込んだ時、兄に隠れてみんなでべたケーキ、ほんと美味しかったね。」 と母にいうと、真顔で 「ケーキなんてべてないよ、しかも隠れてだなんて、嫌だねぇ」 ととぼけられた。 納得出来ないので父に言っても同じよう

    記憶が奪われる
  • すべての時代の道が残る「宇津ノ谷峠」が凄い

    静岡県静岡市と藤枝市の境に「宇津ノ谷(うつのや)峠」が存在する。 かつての主要街道である旧東海道にあたり、現在は国道一号線が通るその山塊には、古代から中世、近世、明治、戦前、戦後、平成に築かれた各時代の道がすべて残っているのである。 古い道というのはその後の時代に上書きされてしまいがちだ。各時代の道が今もなお全部現存するって、ちょっと、いやかなり凄いことなんですよ。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:思い出の狭隘トンネルを探しに伊勢志摩へ > 個人サイト 閑古鳥旅行Twitter とにもかくにも、まずは下の

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