I. SHIRASEとは? SHIRASEは1983年から2008年にかけて日本と南極の間を25往復した南極観測船(自衛隊名は砕氷艦)です。 退役後はスクラップになることが決定しておりましたが、気象情報会社ウェザーニューズの創業者である「石橋博良」が宗谷・ふじと続いた日本の南極観測船がそれぞれ保存運営されているのにも関わらずしらせをスクラップにすることに関して異を唱え、しらせの後利用委員会に対して再審議を提案しました。この結果、株式会社ウェザーニューズが「環境のシンボルとして」活用することを提案し、2010年5月2日より船橋港に係留し、その存在を広く知っていただくため、名称を平がな表記の「しらせ」からローマ字表記の「SHIRASE」に変更し、活用してきました。2013年からはより公益的な取組みを行うことを目的として、同氏が設立した財団「一般財団法人WNI気象文化創造センター」に所有権を移行