●FB-DIMMに関する基本的な特許をRambusが保持 Intelが強力に推進しているサーバー向けDIMM規格「Fully Buffered DIMM(FB-DIMM)」が問題に直面している。今回の壁は、技術上の問題ではなく、特許に抵触するという法的・政治的な問題だ。この問題は、かなり深刻になりつつあり、2006年頭にローンチ予定のFB-DIMMにとって、最大の障壁になる可能性がある。 また、この件は、単なるメモリ規格の話にとどまらず、IntelのサーバーCPUロードマップも揺るがせている。Intelが次々世代のマルチプロセッサ(MP)サーバーCPUに、FB-DIMMインターフェイスとシリアルFSB(Front Side Bus)「CSI」を実装する計画だったからだ。FB-DIMMに不安が発生すると、ドミノ式に、メモリインターフェイスの統合とシリアルFSB化も揺らぐ。さらに、MPサーバー