◎大豆タンパク質には、コレステロール値を下げる効果があることが知られています。 ◎大豆タンパク質は腸内で胆汁酸と結合することで、コレステロールの吸収をさまたげ、胆汁酸とコレステロールを体外に排出する作用があります。 ◎胆汁酸は、体内のコレステロールを原料にして生産されます。大豆タンパク質は、胆汁酸も排泄させるので、コレステロールを二重に減らす効果を持っています。 ◎コレステロール値が高い人ほど、大豆タンパク質のコレステロール値を下げる効果は高いという研究結果が報告されています。このとき低下するのは、主に悪玉 ( LDL ) コレステロールです。 ◎しかし、新しい研究によると、高温加熱処理された大豆タンパク質は、タンパク質が壊れて、コレステロール値を下げる効果を消失するようです。 ◎コレステロール値を下げる目的で大豆タンパク質、豆乳を飲む場合は、高温加熱処理されていないものを選ぶこ