リブロ池袋本店地下1階の柱に、漫画家らが閉店を惜しむコメントやイラストを寄せている。書込みは6月12日から始まり、トークイベントやサイン会に参加した漫画家、江口寿史氏、吾妻ひでお氏、タレント・眞鍋かをりさん、ライター・永江朗氏らが寄稿している。同16日午後には、『奴隷区』(双葉社)の作者、岡田伸一氏が訪れ、担当者への感謝の言葉とサインを描いた。書き込みは保存せず消す予定。
同社は9月末に営業を停止し、会社を存続させながら残務処理に移る。平成17年8月期には売上高45億円とピークをむかえていたが、ネット情報の進化や小口シール止めの実施、書店返品率の増加などで同18年8月期から4年連続で赤字となっていた。同22年8月期には売上高30億円の見通しという。 同社では、書店のショタレ本を発生させないよう、取次各社との口座を生かしたまま、およそ2年間にわたって返品処理など清算業務を行う。書店には市中在庫の継続販売を呼びかけている。山岡真一郎会長は「業界関係者に迷惑をかけられない。断腸の思いです」と語っている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く