その昔、南武線は立川と西国立の間に、東立川という駅があったそうですね。開設が 1929年という事で、南武線といってもまだ南武鉄道の時代ですが、立川まで全通した時に出来た駅の様です。 場所は、南武線が中央線から分かれてカーブをしかかったあたり、日本自動車学校へ行く踏切のすぐ先のあたりです。何故こんな場所に駅が出来たかというと、どうもこの自動車学校の敷地に(軍需関係の?)工場があったためらしいのです。 その後この駅は 15年ほど営業を行いますが、戦時中の 1944年に廃止されます。理由はおそらく、戦局が逼迫した事による統廃合でしょう。 ちなみに資料によると、所在地は当時の住所で 北多摩郡立川町字下古新田、川崎からのキロ程で 34.8 であったとの事です。(立川は 35.5) では、現在このあたりはどんな風になっているのでしょうか。立川駅から延々歩いて立川通りを渡り、クレストホテルの先から斜め左