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ブックマーク / note.com/tiyu (10)

  • 「スカートめくり」自体は『ハレンチ学園』以前からあった|ちゆ12歳

    これについて、「漫画表現のせいで現実のスカートめくりが発生した」のはほぼ事実です。これは発端になった漫画を描いた永井豪先生も自分で認めてらっしゃいます。その後「まいっちんぐマチコ先生」でさらに大流行となり、女児被害者が多発、PTAが猛抗議し、連載差し止めになる等大騒ぎになりました。 https://t.co/JnHuInQgVE — しお(汐街コナ) (@sodium) January 11, 2023 そいで、「『漫画表現のせいで現実のスカートめくりが発生した』のはほぼ事実」というのは事実なの? みたいな件について、いちおう、出せる資料だけ出しておこうかな……と思いました。 「スカートめくりの元祖」さて、ツイートで「発端になった漫画」と言われているのは、永井豪先生の『ハレンチ学園』です。 実際、『少年ジャンプ』誌上でも、『ハレンチ学園』を「スカートまくりの元祖」と宣伝していました。 週刊

    「スカートめくり」自体は『ハレンチ学園』以前からあった|ちゆ12歳
  • 『ムー』が毎年載せる「今年の予言」は当たっているのか|ちゆ12歳

    『ムー』の予言2024年になりました。 オカルト雑誌『ムー』では、毎年恒例の「大予言」を今年も掲載。 『ムー』2024年2月号(2024年1月9日発売)災害・経済・国際情勢などについて、霊能力者や占い師の予言が載っているのですが……。 「円安は止まらない」(小林世征・霊視) 「円安から円高へ」(高橋桐矢・ジオマンシー占い) 『ムー』2024年2月号と、霊能力者と占い師で違うものが見えていたりします。 自然災害特に今年は、 「北海道で大地震が発生する可能性が高いが、それ以外の地域では、多少の揺れはあっても大地震はない」(小林世征・霊視) 「地震を示す運勢は通常どおり」(ヘイズ中村・タロット占い) 『ムー』2024年2月号という予言が、この『ムー』が1月9日に書店に並んだ時点で、すでに外れていたりします。 日の場合、「いつかどこかで地震が起こる」と言えばだいたい当たるわけで、地震の話は多いの

    『ムー』が毎年載せる「今年の予言」は当たっているのか|ちゆ12歳
  • 『オタク用語辞典』で「エロゲ」を引くと「エロゲは皆巨乳でつまらない」と書かれている|ちゆ12歳

    『大限界』発売11月24日に、三省堂から『オタク用語辞典 大限界』というが発売されました。 これ三省堂は、「新明解」「大辞林」などの辞書で知られる出版社。 その三省堂からの「辞典」となると、それなりの質が想像されるところです。 しかし、このの内容は、そんなに良いもんではありませんでした。 そもそも、こういう触れ込みになっていて……。 「名古屋短期大学現代教養学科の学生12名が、自分たちの周りで使われているオタク用語約1,600項目を採集し、語釈と用例を付しました」 URL立項も「自分たちの周り」基準、語釈も「自分たちの周り」基準。 最初から「自分たちの周りで使われている言葉」を載せるというコンセプトのでした。 バブみたとえば、「バブい」の語釈を見てみますと……。 三省堂『大限界』ここに書かれているように、「バブみ」は元々、女性キャラの母性にバブみを感じるという形で発明された言葉です。

    『オタク用語辞典』で「エロゲ」を引くと「エロゲは皆巨乳でつまらない」と書かれている|ちゆ12歳
  • 大川隆法総裁の「IQ200」の話など(幸福の科学関連小ネタ集)|ちゆ12歳

    IQ200伝説公式サイト「幸福の科学」の大川隆法総裁は、IQ200以上らしいです。 教団の公式サイトには、こんな風に書かれております。 ※文脈から察するに、ここでいう「IQ」はWAISとかではなく、「精神年齢÷実年齢×100」のものだと思われます。ビネー式で精神年齢が20歳の2年生(7~8歳)だったら、IQは250~285くらいでしょうか? この話、よく読むと「知能テストでIQ200以上だった」とかじゃなくて、「担任の先生にIQ200だと言われた」という話なのですよね。 詳しい流れどういう状況で担任の先生が「IQ200」とか言い出すのか、よく分かりませんが……。 その状況について、『マンガ 若き日のエル・カンターレ』では、こんな感じにマンガ化されておりました。 総裁は、小学校に入る前に知能検査を受けており、 その結果は「IQ98」(平均)だったそうです。 兄は「IQ186」だったとのことし

    大川隆法総裁の「IQ200」の話など(幸福の科学関連小ネタ集)|ちゆ12歳
  • 「ハレンチ」が褒め言葉だった頃の話|ちゆ12歳

    前置き先月、『三省堂国語辞典』の編集委員の飯間浩明さんが、「ハレンチ」についてツイートしておられました。 URLそんな感じで、「破廉恥」という言葉には、次のような変遷があります。 (1)元は「恥知らず」の意味 例:「貴様は国体のいかむを解さない非義、劣等、怯奴きょうどである、国賊である、破廉恥、無気力の人外にんがいである」(泉鏡花『海城発電』1896年) (2)1968年前後に「イカス」「カッコイイ」みたいな意味で流行る 例:「ことしの夏はハレンチルックで行こう!! 大人たちの常識を打ち破るハレンチ族の超個性的スタイルとは」(『週刊平凡』1968年5/23号) (3)『ハレンチ学園』の流行と前後して「エッチ」の意味で使われることが多くなり、現在に至る 例:「海から来たのはハレンチ人魚姫!!? 異種族交配擬人化ラブコメディー!」(すめしお『ネノちゃんは××したい!!』2020年) ※補足:「

    「ハレンチ」が褒め言葉だった頃の話|ちゆ12歳
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2023/10/01
    Zガンダムの「なんと破廉恥な!」は「(1)元は「恥知らず」の意味」で言った台詞だったかぁ
  • 大川隆法さんのご長男の遺産相続問題|ちゆ12歳

    前置き:大川宏洋さんについて(過去)「幸福の科学」の教祖・大川隆法さんには、子供が5人います。 その長男である大川宏洋(ひろし)さんは、「幸福の科学」の文化・芸能方面の仕事をしていました。 宏洋さんの過去世は、ギリシア神話のエロス神・アポロン神・荘子・西行法師・デカルト・カフカなど。 過去世ではこんな家族だったという設定宏洋さんの魂は、美や芸術に秀でているそうです。 2017年の幸福映画『君のまなざし』では、総合プロデューサー、脚、副主人公役の俳優、主題歌歌唱の4役を任されています。 父である大川隆法さんは、息子の活躍について、「雨雲目指して翔け上がっていく白龍のようだ。君のまなざしは、天空の一点を見つめ続けている」と述べていました。 なお、映画評論家の柳下毅一郎さんは、『君のまなざし』を次のように評しています。(URL) 一番美味しい悪役を演じ、ワハハハと大芝居してワイヤーワークで吊ら

    大川隆法さんのご長男の遺産相続問題|ちゆ12歳
  • 某宗教が布教目的でYouTubeに投稿した動画『ケモノガタリ』について|ちゆ12歳

    この記事の編は無料で、普通に編最後までお読みいただけます。 (無料部分のあとに、定期購読してくださっている方に向けた「オマケ」が少しありますが、そこは余談です。無料の部分だけ、飽きるあたりまでお読みいただけると嬉しいです) 2020年7月20日、YouTubeに『ケモノガタリ』という動画が投稿されました。 基的な内容は、次のような感じです。 その「3人の大学生」というのが、こちらのケモノたち。 彼らが居酒屋で飲みながら、よさげなノリと雰囲気で、ちょっとマジメに哲学的なトークをする……みたいな感じです。 「優等生で頭の良いシカ(望月)」 「意識高い系でリア獣のライオン(山下)」 「マイペースなオタクのヒツジ(田中)」 という3人(3頭?)が主役。 オープニングでは、センスよさげな音楽に合わせて、3人がオシャレっぽく踊っています。 私はセンスとかオシャレとかポップとか全然わからなくて、感

    某宗教が布教目的でYouTubeに投稿した動画『ケモノガタリ』について|ちゆ12歳
  • 「NTR」という言葉の発祥は、たぶん2001年7月18日|ちゆ12歳

    この記事は無料です。 8月21日にTBS系で放送された『カノジョも彼女』の第8話に、次のシーンがありました。 「これが巷で噂の、寝取られ趣味ってやつー?!」 こういうのを見ると、「NTR」という言葉も一般化したものだと、しみじみ感じます。 そこで今日は、この「NTR」という言葉の発祥について書いてみます。 「寝取られ」まず、「寝取られ」は普通の日語です。 『日国』を見ると、17世紀の用例も載っていました。 エロゲーの広まりそいで、1990年代に「エロゲー」という文化が広まったのですが……。 その中に、寝取られ的なシーンを含むゲームがありました。 過去の記事で紹介したところでは、 1998年の『モチーフ ~セピア色の素描~』が、普通にプレイしていたら不意打ちでヒロインが寝取られているゲームでした。 (システムがクソゲーすぎて微塵もオススメできないのですが、この寝取られだけは良かったです)

    「NTR」という言葉の発祥は、たぶん2001年7月18日|ちゆ12歳
  • ちゆ12歳のオタク日記|ちゆ12歳|note

    ちゆ12歳の「無料記事」一覧 ちゆ12歳のnote記事のうち、課金せずにタダで読めるヤツの一覧です。 人気の無料記事「NTR」という言葉の発祥 セフレを10万人作る予定の童貞 某宗教が布教目的でYouTubeに投稿した動画『ケモノガタリ』について シリーズもの抱き枕をテーマにしたエッセイ ちゆ12歳の麻雀入門 小ネタとか幻のファミコンソフト『ルーンマスター』開発頓挫の時系列について 「幸福の科学」教祖の息子の遺産相続について 1月1日に秋葉原

    ちゆ12歳のオタク日記|ちゆ12歳|note
  • 捕まった宇宙人や介良のUFOに関する最近の常識|ちゆ12歳

    この記事は、UFO情報をそれほど追いかけていない方に向けた、ライトな内容です。マニア向けの話はありません。「捕まった宇宙人の写真」は有名です。 たとえば、学研の『いる? いない? のひみつ』というを見ると……。 しかし、この写真、わりと最近まで、なんかよく分からん存在でした。 このだと、1952年のオーストリアで、警察が宇宙人を捕まえたことになっているのですけど……。 ほかのものでは、メキシコでFBIが宇宙人を捕まえた写真と紹介されていたりします。 (一般には、メキシコ説が多いです。オーストリア説は出てきた経緯がよく分かりません。UFOで1952年の夏といえば「ワシントン侵略事件」というのは有名なのですけど……。ツークシュピッツェ山の宇宙人?)「UFOの残骸が回収された」「空軍機がUFOに撃墜された」といったUFO史に残る事件と比べても、「宇宙人を生け捕りにした」というのは、とんでもな

    捕まった宇宙人や介良のUFOに関する最近の常識|ちゆ12歳
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