現在では、見かける機会が少なくなりましたが、ATシフトゲートの「L」や「2」といったレンジ。ドライブレンジの下にある、2つのレンジは、いったい何のためにあるのでしょうか。 ATシフトゲートの説明をする前に、まず簡単なAT車の復習をしてみましょう。 ATとは、オートマティック・トランスミッション(Automatic Transimision)の略で、トランスミッションの変速操作を自動的に行います。これに対して、MTとは、マニュアル・トランスミッション(Manual Transmission)の略で、変速操作を運転手自らシフトレバーとクラッチを使って行います。 AT車は、シフト操作をせずとも車を運転できる手軽さがメリットです。反対にMT車は、走行状況に応じてドライバーが任意でギアの選択をできるので、加速や減速を自在に操れることがメリットです。 AT車を運転する場合、パーキング「P」、リバース「