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ブックマーク / www.nikkei-science.com (6)

  • ハイパーループに熱い視線〜日経サイエンス2019年3月号より

    減圧した専用トンネルを高速走行 減圧した専用トンネルの中を列車が高速で走る超高速輸送システム「ハイパーループ」が注目を集めている。米スペースX創業者のイーロン・マスク氏が技術設計を支援しているほか,中国やインドでは実用化の構想も進んでいる。日では慶応義塾大学のチームが基幹技術の開発に取り組んでおり,存在感を高めている。 ハイパーループは,チューブと呼ぶ減圧したトンネルの中を通常の地下鉄よりも小さい専用車両が時速1000km以上のスピードで走るものだ。マスク氏が2013年に基構想を公開したことにより,関心が高まった。実現すれば,600km離れたロサンゼルス―サンフランシスコ間を30~40分でつなぐことができるという。 輸送車両は速度が速くなるほど空気抵抗が大きくなる。ジェット機が高度1万mを超える上空を飛ぶのは空気が薄く,抵抗が少ないのが一因となっている。チューブ内を減圧して地上でも抵抗

    ハイパーループに熱い視線〜日経サイエンス2019年3月号より
  • よみがえる恐竜|日経サイエンス

    真鍋 真 編 2017年6月15日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 128ページ ISBN978-4-532-51220-0 定価2,200円(10%税込) ご購入はお近くの書店または下記ネット書店をご利用ください。 ジュラ紀から白亜紀にかけて地球上に繁栄した多様な恐竜たち。その特異な姿と絶滅への物語に魅了される人は多い。全長13メートルものティラノサウルスの生態,恐竜を生んだ進化の謎,白亜紀末の大絶滅の原因解明など,ここ数年の発掘や分析から新たな事実が次々と浮かび上がってきた。最先端の研究を通して,恐竜たちの真の姿を描き出す。 真鍋 真 編 プロローグ 恐竜研究の最前線とその近未来を展望する  真鍋 真 第1章 恐竜の大型化と小型化 恐竜が大きくなれたわけ  J. R.ホーナー/K.パディアン/A.ド・リクレ 竜脚類 1億5000万年の栄華  K. A. カリー=ロジャーズ/M.

    よみがえる恐竜|日経サイエンス
  • ヒヒの群れに探る社会的きずなの健康学|日経サイエンス

    「アンボセリ・ヒヒ研究プロジェクト」は精密な観察手法を使って野生のヒヒの行動を50年近く記録してきた。そのデータから,幼少期の逆境体験があるヒヒは早死にする傾向があることがわかった。一方,群れのなかで他の個体と強いつながりを構築したヒヒはそうした幼少期の経験を克服していることを示す証拠が得られた。安定した社会的絆が生物学的な健康に役立っている可能性があるという。こうした新たな考え方は,公衆衛生に関する理解と取り組みを変える可能性がある。人間も幼少期の逆境体験を持つ人は病気になりやすい傾向があるが,強い絆はそれを克服する助けになるだろうか? 再録:別冊日経サイエンス244「動物の行動と進化 環境が育んだ驚異」 再録:別冊日経サイエンス236「心と行動の科学」 著者Lydia Denworth ブルックリンを拠点とするサイエンスライター。著書に「I Can Hear You Whisper:

    ヒヒの群れに探る社会的きずなの健康学|日経サイエンス
  • クローン動物短命説は誤りだった〜日経サイエンス2016年12月号より

    初の厳密な検証が行われ,通常の動物と同じであることが判明した 20年前のクローン羊「ドリー」の誕生は,哺乳動物の成体細胞から抽出したDNAを未受精卵に注入することによってドナーとまったく同じ遺伝情報を持つ動物を作成できることを証明した。だがドリーは若くして死んだため(6歳で死亡),クローン動物の寿命は短いという印象が残った。 クローン動物は“自然に生まれた”動物よりも生まれつき不健康なのだろうか。それを明らかにするために,英ノッティンガム大学の発生生物学者シンクレア(Kevin Sinclair)は,ドリーの4頭のクローン姉妹であるデビー,デニス,ダイアナ,デイジーを誕生から中年期まで追跡調査した。この4頭はドリーと同じ凍結乳腺細胞に由来するクローン羊だ。シンクレアらはこのほか,別の細胞からつくられた9頭のクローン羊も観察した。 これら13頭は現在9歳を超えているが(人間では70歳代から8

    クローン動物短命説は誤りだった〜日経サイエンス2016年12月号より
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2019/05/13
    DNAのテロメア欠乏説とはなんだったのか(焦
  • 「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など|日経サイエンス

    身体のあらゆる組織になることができ, 無限に増殖することが可能とされた「STAP幹細胞」として 実際に使われたES細胞を特定した 理化学研究所などのチームが作成したSTAP細胞から作られた,あらゆる組織に分化することができ無限に増殖する多能性幹細胞「STAP幹細胞」が,以前から研究でよく使われている「ES細胞(胚性幹細胞)」であることを,東京大学グループと,東北大学などの共同研究チームがそれぞれ突き止めた。論文にはこの細胞からマウスができたとされ,STAP細胞が多能性を持つ証拠とみられていたが,今回の解析でどのES細胞が使われたかが具体的に明らかになった。 調べたSTAP幹細胞は,論文の共著者で,STAP幹細胞からマウスを作った若山照彦理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー(現山梨大学教授)が保存していたもの。先に若山氏が第三者機関に依頼して解析し,「若山研にはなかったマ

    「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など|日経サイエンス
  • サイコパスに学ぶ|日経サイエンス

    サイコパス(精神病質者)には学ぶべきところがある? 極度に自尊心が強い,話に妙に説得力がある,表面的な魅力がある,非情な性格である,自責の念が欠如している……。このようなサイコパスの属性を並べると,油断できない人物の見のようだが,こうした特性がほどよく,バランスが取れて発揮されれば,極めて有能で魅力的な人物ができあがる。 ある心理学実験によれば,サイコパス的な性質を持つグループと,そうでないグループで,税関の検査官のように相手が隠し持っているものがあるかどうかを見抜く能力を比べたところ,サイコパスのグループの方が明らかに能力は上だった。ある有名な外科医の話を聞くと,外科手術はサイコパス的な才能が強みとなることがわかる。 カリスマ性があり,恐れを知らず,集中力があり,強烈なプレッシャーにも動じずに物事を冷静に進めていく人々。我々がリーダーとして仰ぎ見る政治家やトップビジネスマンは,サイコパ

    サイコパスに学ぶ|日経サイエンス
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2012/12/31
    「Charisma性があり恐れを知らず集中力があり強烈なPressureにも動じずに物事を冷静に進めていく人々.我々がLeaderとして仰ぎ見る政治家やTopBusinessManはサイコパス的な性質がうまく現れた人々のことだといえるかもしれない」
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