JR中央線の速達性・利便性の向上 中央線の本県における位置づけ JR中央線は、本県と首都圏を結ぶ唯一の幹線鉄道であり、本県の活性化、観光振興、企業立地等を図る上で、高速化や利便性向上の推進は不可欠なものとなっており、県としても従前から継続的な取組みを実施しています。 特に県中西部地域においては、東京圏への通勤・通学が困難な状況にあることから、人口流出に伴う定住人口の減少が県の活性化への負の要因となっていることが危惧されています。 JR中央線の課題 【高速化及び輸送力強化:速達性向上】 常磐線の特急ひたちの表定速度(水戸~上野間 最速)が時速103.8kmなど、在来線において高速化が進展する中、JR中央線の甲府~新宿間の表定速度(最速)は時速90.6kmであり、H12の運輸政策審議会答申第19号で目指す時速100kmに及ばず、大きく改善を図る必要がある。 【利便性の向上】 早朝深夜に利用でき