第97回箱根駅伝を終え、主催する関東学連は沿道の観戦者数について、大会本部調べで往路・復路合わせて約18万人となり、前年比で約85%減少していたと発表した。 関東学連の有吉正博会長は「大会の開催にあたり、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、新聞やテレビ、ラジオ、交通広告、箱根駅伝の公式サイトなどを通じ、沿道での観戦や応援を控えていただくよう広く呼びかけてまいりました」と述べ、「沿道の観戦者数が大幅に減少したのは多くの皆様にこうした呼びかけにご理解いただいた結果」と感謝を伝えた。 関東学連は「応援したいから、応援に行かない。」のキャッチコピーを掲げ、当日はスタート・フィニッシュ、中継所は立ち入り禁止とし、黄色いジャンパーを着た学生補助員たちがプラカードを掲げるなどして立ち止まっての観戦を呼びかけるなどしていた。 例年に比べるといずれの区間も人は少なかったものの、大手町のフィニッシュ近