三越のあゆみ 「店前現銀無掛値」(たなさきげんきんかけねなし) これは三越が1683年に掲げたスローガンです。現在では当り前になっている正札販売を世界で初めて実現し、当時富裕層だけのものだった呉服を、ひろく一般市民のものにしました。 創業以来、いつの時代も三越は商品・サービスなどすべての面で「革新」を繰り返しながら、人々が豊かな生活を送るためのお手伝いをしてきました。21世紀を迎え、これからも三越はチャレンジを続けていきます。 屋号 1673(延宝元)年に三井高利が創業した越後屋。屋号は高利の祖父の時代まで「越後守」を名乗る武士であったことから「越後屋」とし、人々からは「越後さんの店」と呼ばれていました。その後三井家の姓を取った「三井呉服店」となり、1904年、「三」と「越」を取って「三越呉服店」となり、現在の「三越」に至ります。 1904(明治37)年、「株式会社三越呉服店」設立時に店章