紀伊半島の南端、和歌山県の串元町で熊野灘に注ぐ古座川。源は標高1122mの大塔山で、いにしえの自然が残る熊野の山々の間を縫うように流れる川の水は、本州でも屈指と称えられる澄んだ青色をしています。流域には国の天然記念物にも指定されている一枚岩があり、日本の秘境百選、平成の名水百選に選ばれるなど、全国でも屈指の清流です。 釣り場となる川も多く、古座川本流のほか、平井川、添野川、佐本川、三尾川、小川などの支流も多くあります。どこを訪れても釣り人の姿はまばらで、自然のままの流れにのんびりとひたることができます。 今回、古座川を訪れたのは、いずれも関西在住の脇田政男さんと富永敦さん。ともに釣り具メーカーの社員。脇田さん愛媛出身で今は兵庫の丹波市在住。富永さんは富山出身で高知に住んだあと、現在は大阪市に住んでいます。二人が勤めるメーカーは違う会社なのですが、展示会などを通じて互いに「キャンプも釣りもす
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