北アルプス立山周辺のキャンプ場で、先週末に、テントの盗難が相次いだことがわかりました。 県警山岳警備隊が注意を呼びかけています。 今月6日、剱岳登山の拠点となる標高2520mの剱沢キャンプ場で、朝、テントを設営した登山客が午後2時頃に戻ってきたところ1人用のテントとザック、寝袋など一式がなくなっていたことがわかりました。 また、その翌日、雷鳥沢キャンプ場でも別の登山客が登山から帰ってきたところ、1人用のテントなど一式がなくなっていました。 剱沢キャンプ場によりますと、盗まれた2つのテントは同じメーカーのもので、1人用のテントとはいえ、1人で盗み持ち歩くのは困難なことから、複数による犯行の可能性があるとみられています。 県警山岳警備隊では、付近のパトロールを強化し、登山客に持ち物の管理の徹底を呼びかけています。