自身にとって3階級目にあたるバンタム級で3団体を統一した“モンスター”がWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(アメリカ)を凌駕して2位に浮上することに関しては異論がなく、早々と確定。その後、井上を一気にトップに推す声と、クルーザー級の4団体を統一し、ヘビー級まで制覇した現WBAスーパー、IBF、WBO世界ヘビー級王者オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)の1位キープを支持する意見が真二つに分かれた。 私、トム・グレイ氏、アンソン・ウェインライト氏(ともにイギリス)、ディエゴ・モリージャ氏(アルゼンチン)の4人が井上に、マイケル・モンテロ氏、マーティン・マルケヒー氏、アダム・アブラモビッツ氏(いずれもアメリカ)、トリス・ディクソン氏(イギリス)の4人がウシクに1位票を投じて4-4。均衡を破ったのは、他ならぬダグラス・フィッシャー編集長(アメリカ)の1票だった。 「井上のパフォーマン
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