第20回の節目を今年迎えた手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の贈呈式が29日、東京の有楽町朝日ホールで開かれた。マンガ大賞に選ばれた「鼻紙写楽」の一ノ関圭さんと「よつばと!」のあずまきよひこさん、新生賞の安藤ゆきさん、短編賞の中崎タツヤさん、特別賞の京都国際マンガミュージアムにそれぞれ、鉄腕アトムのブロンズ像と副賞100万円が贈られた。記念イベントも行われ、満席の会場が盛り上がった。 一ノ関さんは「マンガ家が長距離ランナーなら、編集者はランナーより孤独な伴走者です。この賞は皆さんのおかげです」とあいさつ。あずまさんは「読者の皆様、単行本を出すのが遅くてすみません。この次も待たせます。焦らずゆっくり待っていて下さい」とユーモアを交え受賞の言葉を述べた。 記念イベントでは、第9回短編賞の西原理恵子さんと第5回マンガ優秀賞のしりあがり寿さんが「画力対決七番勝負 ふたりとも、10年経って絵は上手(う
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