神奈川県庁 県は13日、架空請求への注意喚起をするために県のホームページ(HP)上に掲載していた封筒の実物写真のマスキング処理が不十分で、個人情報が流出したと発表した。郵便番号と住所、氏名を黒塗りするマスキング処理をしていたが、特定のソフトウエアを使うと比較的容易に外せ、内容を判読できる状態だったという。 県消費生活課によると、封筒は県民から提供されたもので、今年3月27日からHP上で公開していた。今月12日にメールで指摘があり、同課はその日のうちに写真を削除した。これまで提供者に被害は確認されていないという。