2024年1月19日のブックマーク (3件)

  • 万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。 「六回目といえば」 ということで、万城目氏が新作『八月の御所グラウンド』で六回目の直木賞候補になっているという話になった。 しかし万城目氏の顔つきは暗かった。 「どうせあかんねん」 「待ち会はしないんですか?」 「そんなもんせえへんわ。いつもどおりにしてる」 それはいかん、と登美彦氏は思った。度重なる落選にウンザリする気持ちはよく分かるが、直木賞はようするに「お祭り」なのであって、盛りあがらなければ損である。「待ち会」は落ちてからが番なのだ。落選したってええじゃないか! 「何をいじけてるんです。待ち会やりましょう!」 「なんでやねん!」 「やるなら東京まで行きますって」 「あ、それなら僕も行きます」と上田氏

    万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    K-Ono
    K-Ono 2024/01/19
    究極超人あ〜る以来に韜晦の文字を見た。おめでとうございます。
  • 久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま

    久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について 蓮實重彥さんの連載時評「些事にこだわり」第17回を「ちくま」1月号より転載します。昨秋に開催された小津安二郎生誕百二十周年のメモリアル・イベントは、なぜ失望のうちに終わってしまったのか。その二十年前、著者自身も深く関わった生誕百年・没後四十年の記念イベントとの違いを思い起こします。ご覧下さい。 なかには例外的に聡明な個体も混じってはいるが、これからこの文章を書こうとしているわたくし自身もその一員であるところの人類というものは、国籍、性別、年齢の違いにもかかわらず、おしなべて「愚かなもの」であるという経験則を強く意識してからかなりの時間が経っているので、その「愚かさ」にあえて苛立つこともなく晩期高齢者としての生活をおしなべて平穏に過ごしている。ところ

    久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま
    K-Ono
    K-Ono 2024/01/19
    隙自語なんだけどめっちゃおもしろい。なあ現代に寄稿した某氏よ、そうは思わぬか。
  • 世の中には旦那さんが何の仕事をしているか全く分からずに一緒に生活をされている人も居るんだなぁ→「まだ奥さんに楽器磨く仕事って言い張ってるの?」

    Yayoi W. @YayoiOkamann 世の中には旦那さんが何の仕事をしているか全く分からずに一緒に生活をされている人も居るんだなぁ。 奥さんにも話してはいけない守秘義務がある職業って何だろうか。 私も夫が仕事で何をしているか細かくは分からないけど、何処の会社とか今何処に居るかは把握してる。 2024-01-16 15:17:57

    世の中には旦那さんが何の仕事をしているか全く分からずに一緒に生活をされている人も居るんだなぁ→「まだ奥さんに楽器磨く仕事って言い張ってるの?」
    K-Ono
    K-Ono 2024/01/19
    音楽隊の楽器みがく仕事したい……もうちゃんと吹けないしそもそも音楽隊ってほとんど音大卒しかおらんし……