今回は、「モテる者」と「モテない者」の格差について考えてみる。 自称「モテる」男友達がいるが、彼によれば「軽はずみに“モテたい”なんて言うなよ、本当にモテない奴に失礼だ」。「本当にモテない奴ってのは、異性を意識し始めた瞬間から、誰も異性が近くに寄ってこないような奴のことを言うんだ、彼らの苦悩はすごいはず」。 ここでの「モテ」の定義は、「母親以外の異性が常に近くにいるかどうか」である。彼の周りでは、一部の男性はモテまくり、そうでない男性は思春期いらい全く異性との接点がないという状況が生まれているという。 もちろん女性にも、これはある程度あてはまる気はする。常に異性が近くにいる者と、そうでない者。両者の話はときに、全くと言っていいほど通じない。いや、別にそこまでみんな仲良くしなくてもいいとは思うけど。 このようなモテる者とモテない者の「格差」は、 1980年代にぐんと大きくなったといわれている