すでに複数の報道で伝えられていることや、リアルタイムで市場の動向を体感した読者の方もおられるのでご存知だろうが、2010年5月6日(現地時間)のアメリカ・ニューヨーク市場では腰が砕けるような市場展開があった。NYダウがあれよあれよという間に1000ドル近くも下落し、その後勢いを得た気球のように急上昇を見せたのだ。結局終値では347ドル80セント安と大きく戻したものの、それでも前日と比べて大幅安となったが、その急落には多くの人がこの世の終わりすら想像したに違いない(為替も前後して大幅に変動し、FXに関わっている人も同様の思いをしたはず)。今件についてはギリシャ問題の不安感が高まって買い注文が薄くなっていたところに、大口の売り誤発注があった「らしく」、それがシステムトレードの連鎖反応を引き起こしたのが原因という説でまとまりつつある(現時点でも詳細はまだ未確定。「同日14時40分-15時までの取
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