今日、横浜美術館の『村上隆のスーパーフラット・コレクション』に行ってきた。 この展覧会と五百羅漢図のような近年の村上作品に対する評価は、 こちらの浅田彰の評 にほとんど同意できる。 村上の五百羅漢図を評価しちゃうのはイラストとアートの区別も付かないような輩で、あれが浅田の言うように「コンセプトの平板な図解でしかない」のは、最低限共有すべき常識的感性である。 それで『村上隆のスーパーフラット・コレクション』だが、ここ30年くらいのアートシーンを総決算するような非常に重要な展覧会なので行っといた方がいい(今月の3日まで)。 内容は大きく二つに分けられて、一つは骨董、もう一つは現代美術なのだが教科書に載っているようなものよりも新しめの作品が多い。 骨董については、魯山人の旧蔵品と作品、古道具坂田(坂田和實)を通したものが目立った。 他には民芸趣味のスリップウェアが多かった。 茶碗な