2019年6月13日のブックマーク (1件)

  • MMTとは何か?どこが問題か?|野口悠紀雄

    ◇注目を集めるMMT MMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣理論)という考えがアメリカで注目を集めている。日でも、国会で議論された。 これは、自国通貨建てで政府が借金して財源を調達しても、インフレにならないかぎり、財政赤字は問題ではないという主張だ。ニューヨーク州立大のステファニー・ケルトン教授などによって提唱されている。 この考えに対して、主流派経済学者や政策当局者は、異端の学説として強く批判している。 ◇マネーがマネーになるのは、人々がマネーとして認めるから MMTは、いくつかの理論を根拠としている。一つは、ドイツ経済学者ゲオルク・クナップによって20世紀初頭に唱えられた貨幣理論(「チャータリズム」と呼ばれる)だ。これは、貨幣は素材の価値があるから通用するのではなく、国が価値があると宣言するから通用するという考えだ。 もう一つは、20世紀中頃のアメリカの経済

    MMTとは何か?どこが問題か?|野口悠紀雄
    KQX
    KQX 2019/06/13