風疹の患者数は、先月28日までの1週間に新たに170人報告され、ことしこれまでの患者は1692人に上りました。1週間の患者数が100人を超えたのは8週連続で、国立感染症研究所は妊娠した女性が感染したときに赤ちゃんに障害がでる「先天性風疹症候群」が増えるおそれがあるとして、女性は妊娠する前に2回のワクチンを接種することなどを呼びかけています。 国立感染症研究所によりますと、先月28日までの1週間に全国の医療機関から報告された風疹の患者数は170人で、ことしこれまでの患者は1692人に上りました。1週間の患者が100人を超えるのは8週連続となったほか、前の週にあたる先月21日までの1週間の患者の数は、追加の報告などを受けて修正されて215人と、ことし初めて200人を超えていたということです。 都道府県別では ▽東京都が前の週から60人増えて589人、 ▽千葉県が19人増えて269人、 ▽神奈川