日本新聞折込広告業協会は、新聞折込広告の媒体特性と媒体価値を明確にする目的で、2011年9月、10月に首都圏の生活者を対象に、新聞折込広告の効果分析調査を実施し、「新聞折込広告調査REPORT 2012~メディア多様化時代における新聞折込広告の「底力」としてその内容を発表した。 この調査では、生活者の消費行動プロセスと各メディアとのかかわりあいから、新聞折込広告の特性を明確にしている。また、新聞折込広告の接触・利用実態を把握するために、数値ではわからない生活者の心理を得るための定性調査を実施した。 こうした調査から新聞折込広告は、マス、WEB、携帯電話と比較すると「保管性」「携帯性」「商品選択」「地域性」で高い評価を得ていることが分かった。そして、生活関与度の高い商品や「衣料品」「デパート・スーパーでの買物」「ファストフード店」「出前・ケータリング」など、商品の購入検討時や購入時およびサー