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感想に関するKZEのブックマーク (2)

  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●『輪るピングドラム』最終回。素晴らしかった。納得できる終わり方。現実にはそんなことはありえなかったし、そして、それを思い出すことも決してできないが、しかし確かに存在する「ある記憶」に支えられることで、人は生きている。ある意味「夢オチ」とも言える、すべては無かった、と同時に、あった、という形で作品が閉じられる。いや、すべてが実在したからこそ、「すべては無かった」と言えるこの世界が残された。冠葉と晶馬が実在し、彼らが自らの存在を全うしたからこそ、彼らの痕跡はこの世界からきれいに消えることができた(この消滅は積極的な消滅であり、こどもブロイラーによる透明化とは異なる)。この作品のすべてが、(逆デジャブとでも言うべき)思い出せない記憶のもつリアリティに賭けられているところが素晴らしい。冠葉と晶馬は消え、ただ(もはや誰の目にも映ることのなくなった)ペンギンだけが残される。誰の目にも映らない、誰から

    ■ - 偽日記@はてなブログ
    KZE
    KZE 2011/12/28
    苹果の意味について素晴らしい視点を提示してくれる感想。
  • 秋田禎信『我が呼び声に応えよ獣』読了 / オーフェン再読(01) - フタゴ・フラクタ

    我が呼び声に応えよ獣―魔術士オーフェンはぐれ旅 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 秋田禎信,草河遊也出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 1994/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (28件) を見る というわけで開始した。魔術士オーフェンはぐれ旅シリーズ・西部編再読運動。その一巻め。まあ東部編に比べれば軽くいけるだろーとか見積もっていたが、そうでもなかった。思ってた以上にズシンときた。というか想定外のところに荷重がかかった、の方が正しいかな。これは二十歳越えてから読む方が効くわ……。 そうだった、東部編ばかり再読していたおかげで、精神的完璧超人としてのオーフェンの印象ばかりが強まっていたが、彼にも中二の頃はあったのだったな。この巻におけるオーフェンは、「五年前の悲しい事件を引きずっている人」ではなく、「現在進行形でアザリー事件の渦中にいる人」な

    秋田禎信『我が呼び声に応えよ獣』読了 / オーフェン再読(01) - フタゴ・フラクタ
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