オープンソースの流れを組む本当の「共創」 ここ数年で、「共創」という言葉が盛んに使われるようになってきている。とりわけ商品開発の分野での使用が顕著だ。この共創とはどのようなことを指すのだろうか。 読んで字のごとく商品開発を共に創るという意味だが、新たな商品開発の手法として、企業が取り入れるケースが増えているという。 マクドナルドが新たな商品開発に一般消費者たちを集めて意見を取り入れたり、生命保険会社のメットライフアリコが企業広報動画にフリーのクリエイターから作品を募るといった使い方が報道されてるが、こうした使用方法はかなり狭義の意味の「共創」に過ぎない。 マクドナルドの場合は、従来のマーケティング手法である古典的な消費者アンケートの延長線上にすぎず、メットライフアリコの動画制作はクラウドソーシングに近いだろう。 このような極めて限定的な「共創」が報道されるなか、本格的な「共創」体制を作り上
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