(左から)久保田秀敏、寺西一浩監督、 一ノ瀬文香、西村一輝、矢吹春奈[映画.com ニュース] 「東京 ここは、硝子の街」などで知られる寺西一浩監督の最新作で、原作・製作総指揮・脚本・編集も兼ねた「新宿ミッドナイトベイビー」が1月9日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷でレイトショー公開された。 日本で初めて同性婚をテーマにした野心作で、寺西監督は「出演者1人1人の力が結束した。ちょっと衝撃的なところもあるが、こういう価値観、結婚観があることを知ってもらいたい」とアピール。主人公のゲイカップルの1人、アキラ役に抜てきされた久保田秀敏は「難しいテーマで、どう演じていいか最初は戸惑ったけれど、監督から指導、アドバイスを受けて、なんとか撮りきることができた」と振り返った。 アキラの妹を演じた矢吹春奈が、「ハプニングもいろいろあって、撮れなくなったシーンで監督が頭を悩ませて急きょ、別のエンディング